プリプリ冒険譚

漫画・食べ物レビューや体験談・考えたことをプリプリと連ねていきます。

【漫画】『ふつうの軽音部』最高 大学 理事長

どうも、尻澤です。

 

 

今回はこちらの感想。

ふつうの軽音部

『ふつうの軽音部』です。

最近Twitterで見かけてずっと気になっていた漫画です。

 

………なんかもう表紙から面白そうじゃない!?!?!?!? 

 

ぼくはこういうゆるい雰囲気の青春漫画、大好き(でぇすき)です。

表紙見た瞬間に買おうと決断しました。

この表紙のJKが主人公なのですが、どことなく『スキップとローファー』の主人公みつみを彷彿とさせる雰囲気ですね。

 

 

あらすじとしては、主人公の楽器経験ゼロの邦ロック好き女子・鳩野ちひろが高校入学を機に軽音部にはいる…という、割と「ふつう」なストーリーです。

しかし、内容は「ふつう」じゃない面白さ。

 

まず何が魅力かといったら、人間一人ひとりの解像度の高さ。

「こういうやついるわ~」と「その気持ちわかるわ~」の特盛です。

例えば、入学式後の教室での自由時間、まだしゃべる相手がいないので困ったちひろ

「よし!トイレに行こう 決して教室に居場所が無いからではなくあくまで尿意があるから!」

と心の中で唱えます。

この、誰に聞かれたわけでもないのになんか自分の中で言い訳しちゃう感じ、分かる~。

ちなみに同じ現象で、離席してる間にあんまりしゃべったことないヤツが自分の席に座ってて、「どいて」っていうのも気まずいから「そういえばちょっと散歩したい気分だよな…」と心の中で呟いて、その人が席を立つまで学校を散歩する、というのを僕はやったことがあります。

 

様々なキャラが登場しますが、こんな調子で一人ひとりの解像度が高く、心情の描き方が細かくてめちゃくちゃ共感してしまいます。

特にちひろの、正直で自然体な様子が、たまに僕の気持ちを代弁してくれているような感じがしてとてもいいです。

そんなところもどことなく『スキップとローファー』風味を感じる要因かもしれません。

 

 

しかし、『スキップとローファー』と大きな違いを生み出し、この漫画をこの漫画たらしめている要素があります。

それは「軽音部ならではの人間関係」です。

やっぱり僕の中ではどうしても、軽音部ってチャラくてつまんないやつが多くて、めんどくさい恋愛やいざこざも多い、という一般的なイメージがあります。あくまで一般的なイメージが。

 

そしてこの漫画にもそれらがしっかりと描かれているのです。

流行りのバンドだけ聞いてロック好きを気取っちゃってるやつとか、部活内で彼女作りまくってるクズっぽいやつとか、イタいやつもたくさん出てきます。

だからこそ人のゴシップネタを聞いてるような感覚で面白いというのもあるのですが…

それだけでなく、そんな環境の中でもキラキラと輝く青春のカケラを感じることができるのが、この漫画の一番の魅力なのではないでしょうか。

 

例えばちひろは、内田桃ちゃんという同級生と知り合います。彼女の陽キャっぽい雰囲気に最初は恐縮していたちひろですが、彼女の色々な側面を知っていくことで、次第に仲良くなっていく…

っていう…

 

さいこうじゃない!?!?こういう「陽キャっぽいキャラにも実は悩みが…」みたいな展開、あるあるなのかもしれないけど好き。

めんどくさい人間関係の中でも、まっすぐな気持ちで軽音や友達の気持ちに向き合い、友情をはぐくんでいく、そんな姿をゆるく描いてくれています。

 

 

 

といった感じで、めちゃくちゃ共感性が高くて面白い漫画だったのでぜひ読んでみてください。

ちなみに邦ロックのことは知らなくても楽しめます。多分知ってたらもっと楽しめます。ライブシーンとか。

 

まだ既刊1巻で追いつきやすいし、ジャンプ+で無料で読めるので、ぜひ!!!!

 

 

【お旅行】そして輝く…

どうも、尻澤です。

 

突然ですが、尻澤はその昔韓国語を少しだけ勉強したことがあるほどには、韓国の文化や食べ物に興味があります。

TWICEの人気絶頂期にファンになって、KPOPオタクをやっていた時期がありました。

 

そんなわけで韓国にはずっと行ってみたいという気持ちがあり、ついに先日その夢がかなってソウルに行けたので、今回はそのレポートをしたいと思います。

 

ちなみに今回の旅のコンセプトは、初めて行くということで「ソウルのコテコテのド定番のド真ん中を行く」です。

もうそんなの見飽きたよ、っていうところばっかり出てくると思いますが、初めて行って興奮してるんです。ちょっとくらい付き合ってください。

 

 

てなわけで、レッツラゴ~。

 

初日はついたのが夕方くらいだったので、おやつと夜ご飯食べるだけという感じに。

 

まずは広蔵市場という市場に近いホテルをとれたので、広蔵市場に行きました。

軽食の店から食事のできる屋台、乾物屋さんやお土産屋さん、雑貨店まで多種多様のお店が、アーケードのある通りに所狭しと並んでいます。

特に食べ物を売っているお店はどれも魅力的だったがために、めちゃくちゃキョロキョロしちゃいました。キョロキョロと首を回しすぎて程よい柔軟体操になり、肩こりが少し楽になったほどです。

 

そこで最初に食べたのがこちら!

なんか偉そう

クァベギというやつです。最近日本でもよく見かける、韓国のツイストドーナツです。

写真がなくて申し訳ないのですが、目の前でおじさんがひたすら生地をこねこねしているのを見ながら列に並ぶのがまたいい。

シナモン味のスタンダードな奴を食べましたが、表面がサクッとして、中はモチフワ。出来立てならではのおいしさでいきなり韓国に胃袋をつかまれてしまいました。

 

 

そのあとは広蔵市場でキンパやらホットクやら(どっちも超うまい)何やらを食べつつ、夜ご飯に向かいます。

そしてこの夜ご飯が、自分のこの旅行最大の目的………

ジャン!!! (ケジャンだけに笑笑笑)

そう!!!!カンジャンケジャン!!!!!

見てくださいこの魅惑のボディを…

僕はきまぐれクックさんというYouTubeチャンネルでカンジャンケジャンが紹介されているのを見てからというもの、これが食べたくて食べたくて仕方ありませんでした。夜な夜な自分の手をチョキにしてしゃぶっていたほどです。

 

ケジャンの身は甘みがあって、タレに浸かったことでねっとりとした食感になっており、そこに濃厚なたまごやミソが絡まって本当に最高の味でした。

セットでついてくる韓国のりでご飯とケジャンを包んで食べたら、もうそこはエデン。

禁断の果実とはこの”韓国のり包みケジャンめし”のことだったのかもしれません。

 

ついでみたいな感じで一尾ついてきた、カンジャンセウ(カンジャンケジャンの海老ver.)も最高でした。身はケジャンよりも甘みが強く、ミソがまた違った味わいでこれまたタレの味に合う。

海鮮が好きで、濃厚な味も好みだという人には強くお勧めしたいです。

 

 

 

 

そんなわけでおなかもいっぱいになり、大満足してホテルにかえr………

 

……………

 

ホテルと近いし…ちょっとまた広蔵市場によってみるか……

 

ん…まだやってる店も多いんだな…

 

さっき来たときは…屋台とか…行けなかったな……

 

…………

…………………………

あったか~い

食べちゃいました泣泣泣涙涙涙

 

屋台からあまりにもおいしそうなオーラを感じたものですから、あろうことか夕食(2回目)を食べてしまいました。

写真左がトックク(お餅の入ったスープ)、右がマンドゥグク(餃子のスープ)です。

 

どちらもベースのスープは似ているものなのですが、トッククの方はコショウがきいていてシンプルで超うまい。スープの出汁の旨味を、独特の食感の餅と一緒にダイレクトに感じられます。

一方でマンドゥグクは餃子のタネが3種類ほどあり、とても満足感がありました。スープの中で餃子を割ると全体にその味が広がって、トッククとは違った奥深い味わいになってこちらも超うまい。

 

今回ソウルに行って一つ大きな気づきだったのが、「韓国のスープ、クソうまい」です。

この後もスープが出てきますが、行った時期が寒かったのも相まって、ほんとに全部が超うまく、体にしみわたってありがてぇ気持ちになりました。

あの白濁したスープが恋しくて、最近はお風呂に白濁するタイプの入浴剤を入れてその欲を満たしているので、心なしか肌がトゥルトゥルになりました。

 

 

 

というわけでやっと本当に満足したのでホテルに帰り、2日目に備えます。

 

そして迎えた2日目は、まず景福宮に行きました。

キョンボックンと読みます

チマチョゴリもレンタルし、気分は花郎。見たことないけど。

 

中は本当に広く、民俗学博物館などの施設もあるのですが、時間の都合上すべて回り切ることができませんでした。

今度行ったときは民族学博物館も行ってみたい。

 

中は迷路のようになっていて、王宮ってこんな感じだったんだな…というのが肌で感じられたのでおススメです。

庭みたいなところの景色もすごくきれいだったし、建物は緑が多く使われている独特な彩色で、とても魅力的でした。

謎の生物

ちなみにチマチョゴリはどれもきれいで素敵だったのですが、冬にこれだけで外に出ると寒すぎてサムスン電子なので(おもしろい韓国ジョーク)、上着を持っていくことをお勧めします。

 

 

 

広大な景福宮を散歩して、程よくおなかが減ったところで2日目のお昼ご飯がこちら!

最&高

ポッサム!!

こちらはウォナルモニポッサムというチェーンのお店です。

ポッサムとは、茹でた豚肉を味噌やニンニク、唐辛子などと一緒に白菜の漬物などに包んで食べるという料理なのですが………

 

_人人人人人人_
> うますぎ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

うますぎ。

めちゃくちゃシンプルな料理なのですが、味付けがほとんどされていないやわらかい豚肉の旨味を、味噌やニンニク、キムチなどのサポートキャラたちが後押ししています。

サポキャラ達のメンツをその都度変えれば、毎回違った味わいを楽しめる自由さも楽しい。

さながら僕は肉という白いキャンバスを他の食材で鮮やかに彩るポッサムアーティスト。

一口ほおばった瞬間にはもう、次の一口のスタメンを決める監督の顔をしていたと思います。

 

特に僕はサムジャンと呼ばれる味噌の味にドはまりしてしまいました。

写真で言うとお盆の右上のお皿がオキアミの塩辛で、その左隣のもったりした見た目の赤いかわいいヤツがサムジャンです。

日本の味噌やもろみに近いような風味と塩分でありながら、独特の旨味も感じられて、ノーマルな味の豚肉との相性は信じられないくらい抜群でした。

このサムジャンは日本でも結構手軽に手に入るみたいなので、是非おうちで豚を茹でてこれを付けてみてください。

 

 

腹ごしらえも済んだところで、向かったのは明洞。ソウルの観光地と言えばここですよね。

さすがに都会らしくビルや商業施設が並んでいるのですが、メイン通りには屋台がずらーっと並んでいるのも特徴的。

屋台ということで、こんなものを食べました。

屋台飯

左はケランパンと呼ばれるおやつ。パンケーキみたいなフカめの生地の上に卵が乗っていて、ちょっと甘い生地と卵が相性ばっちりでした。

これ僕めっちゃ好き。おやつに最適。

 

 

そして右はフルーツ飴です。

そしてその横に見えるのが、海老飴です。

海老を、飴にくぐらせたというものです。

 

何を言ってるかわからねえと思いますが、僕も何をされたかわかりませんでした。

これは何なのか説明をすると、自分がフルーツ飴を購入したお店は隣にポップコーンシュリンプみたいな海老を揚げたやつを打っているお店がありました。

そこと手を組んで、ふざけたフルーツ飴屋の店主がその海老を自分の店の飴にくぐらせて、この海老飴を作りやがったのです。

そんなところに自分がフルーツ飴を購入しにいったら、「タダであげるよ」的なことを言われたのでもらってみた、というのがこの写真です。

 

そしたらこの海老飴!

意外や意外、外のカリッとした飴の食感と、プリッとした中の海老の食感がマッチして、飴の甘さもちょうどよく海老の味を引き立んなわけねえだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

めちゃくちゃまずかったです。

店主の前で一口かじってみたら、「こいつほんとに食べやがった(笑)」みたいな顔をしてきてムカつきましたが、その無邪気ないたずら心、嫌いにはなれませんでした。

 

(一応全部食べました、捨ててません)

 

 

 

そして次に向かったのが北村韓屋村。

韓国の伝統的な家屋が並んだ住宅街です。

とってもきれい

時間帯もよく、夕焼けと一緒にきれいな景色を見ることができました。

街が全体的に坂になっているのですが、坂の下の方には雑貨屋さんやカフェなどもあり、おしゃれな街という印象。

疾走

ネコチャンもいました。

 

 

 

そしてきれいな景色を楽しんだ後は、メシです。

おなかもすいたので、鼻を膨らませながら、韓国留学中のO田という友達に聞いたおすすめのお店に行こうとしたのですが、どこも定休日!!!!

そんな奇跡ある?ってくらい定休が重なり、寒いソウルの夜の中、腹が減って死にそうになりながらたどり着いた2日目の夜ご飯がこちら。

限界の中たどり着いたオアシス

鍾路ソルロンタン」というお店です。

結果から言うと、超大正解。

O田のお店もおいしかったろうと思いますが、ここに巡り合えたのは超ラッキーでした。

 

食べたのは、写真手前がソルロンタン(牛骨など煮込んだ乳白色のスープ)、奥がカルビタン(牛カルビを煮込んだスープ)になります。

先ほども言いましたが、韓国はスープが本当においしくて、この二つも涙が出るほどおいしかったです。

 

ソルロンタンは優しい味ながらも濃厚で強い旨味で、その味を吸った麺も最高でした。ほんとに優しくてうまいからどんどん飲めちゃう。

優しそうなのに面白い、芸人で言うとバナナマンみたいなスープですね。

 

一方でカルビタンは澄んだスープであっさりしていながらも、カルビの旨味が詰まっています。しかも骨付きのカルビがゴロゴロ入っていて、超贅沢。

かぶりついた瞬間に骨からホロホロと離れていく肉は、スープの味を吸ってめちゃくちゃうまいです。

写真中央付近に見える、茶色いたれが入った小皿があると思うのですが、これに骨付き肉をつけて食べるという食べ方もあります。

少しすっぱめのタレと肉の相性はよく、さっぱり食べられるのでこれはこれで美味しかったです。大満足。

 

さらにどちらもネギ入れ放題で、ソルロンタンもカルビタンもネギが抜群に合うのでたんまり入れてさらにおいしくしちゃいました。

 

 

美味しいスープで体も温まり、夕食難民から最高の夜になりました。

 

 

ということで2日目も終わり、最終日です。

と言っても、飛行機の時間がはやくあまり時間もなかったので、少し散歩してまた広蔵市場に寄ってお土産を見るくらいしかできませんでした。

 

市場によるのも最後ってことで、何か今まで食べてないものを食べたいなと思って買ったのがこちら。

ミスりました

タッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッップタプのぜんざい。

 

 

韓国最後の食事をタッッッッッッッッッッッッッッップタプのぜんざいにしてしまいました涙

 

正式名称はパッチュクという小豆粥です。ただの小豆のおかゆなので味付けはほぼなく、付属の砂糖(足りない)をかけて食べます。

S・M・Lサイズで販売していたので、「最後だしちょっとでいいや」と思ってSサイズを頼んだらこれが来てしまいました。

本当は紙コップサイズのものもちゃんと売ってたのですが、それに気づかなかったんです。

どおりで店のおばちゃんが「正気かコイツ」っていう顔をしていたわけだ。

言ってくれよ。

 

 

 

 

というわけで、なんともショボイ終わり方ですが楽しいソウル旅行でした。

本当に何を食べてもおいしくて、人々も声がやたらでかいけどいい人が多かったから、また行きたいです。

【漫画】彼方のアストラ 面白すぎ委員会 会長

どうも、尻澤です。

 

最近、X(旧Twitter)で”好きな惣菜発表ドラゴン”のファンアートを検索するのにハマっています。

人によって解釈が違くて、かわいい。僕はカピバラくらいのサイズ感だと解釈してます。

 

 

それはさておき、今日「ずっと気になってたけど積ん読しちゃってたランキング」堂々一位だった『彼方のアストラ』を読みました。

 

その結果、「早く感想を言いたいランキング」に堂々一位でランクインしましたので、久しぶりにブログを書くことにしました。

本当に面白かったので、ネタバレ無しで書こうと思います。みんなに読んでほしいから。

 

 

あらすじとしては、主人公たち高校生クルーが宇宙船で惑星キャンプしに行ったら、遭難してしまった……という、SF冒険物語といった感じのお話です。

しかし、そんな雑な一言で言いきってはいけないのがこの漫画。SFあり、コメディあり、恋愛あり、友情あり、センシティブな問題にも触れている……すべての要素が詰まっています。伏線回収も死ぬほどします。

これはやってみないと分かりませんが、おそらくこの世の漫画を全部混ぜて煮詰めたらこの漫画になります。

 

 

その中でも僕がまず一番に好きだなと思ったのは、4割くらいの割合で入り込んでくるコメディシーンです。

作者の篠原健太さんは『SKET DANCE』や現在連載中の『ウィッチウォッチ』を描かれているほどなので、ギャグ一つ一つのクオリティがめちゃくちゃ高い。

作中ではあるキャラが別のキャラのメンタルの強さに対して「心臓に毛が生えてもうマリモっすよ!」と言ってました。面白すぎでしょ。

 

このコメディシーンが、シリアスな場面にも違和感なくちょうどい~い具合で混ぜられているので、読んでいて本当に楽しいです。気持ちが重くなりすぎずに読むことができる。

僕は暗すぎる雰囲気があまり得意ではないので、こういうシリアスな場面でも笑わせてくれる少しおバカなキャラクターたち、大好きです。

 

 

彼らはひとりひとりが魅力にあふれていて、最終的にはみんなのこと好きになっちゃいます。

特に主人公のカナタくんは、『SKET DANCE』のボッスンを彷彿とさせる、普段はボケてて頼りないけどいつもみんなの中心にいるというキャラクターです。この飾らない雰囲気が僕は大好き。クラスにいたら多分仲良くなりたすぎて、緊張して結局話しかけられないまま卒業しそう。

でも一番好きなキャラはザック。

他の登場人物たちもいいキャラクターしてるんですが、ひとりひとりの深堀りが丁寧なことも、みんなに愛着がわく一因なのかもしれません。

 

しかし、関係性オタクである僕としては、個々のキャラクターだけでなく彼らの絡みも愛したい。彼らの会話は、本当に楽しそうで涙が出ちゃう。

女子三人で恋バナしてるときの雰囲気とか、ザックがみんなにいじられてる感じとか、ほんとに仲良さそうでまぶしい。ずっと傍から見てニヤニヤしてたい。

誰かスピンオフで彼らの日常四コマを永遠に描き続けてほしい。永遠に読み続けるから。

 

 

あと、作品の中で惑星をいくつか旅することになるのですが、その世界観の描き方も最高。

全てが未知の惑星ですが、本当に存在するようなリアル感を感じる設定と描写です。新しい設定もすんなり入ってくるような説明で読みやすい。

それぞれの惑星の景色や生態系もリアルで、その惑星に魅力を感じるほどです。危険がない程度に惑星旅行してみたい。

 

 

 

といったように、たった5巻でありえないくらいの魅力が詰まっている作品でした。

ネタバレを避けるためあまり触れられませんが、ストーリーも重みがあって、読み応え抜群でした。コメディシーンの軽さも相まって読む手が止まらない。

 

読みやすさと面白さが共存しまくってる上に、5巻でサクッと読めちゃうスーパー良作なのでぜひ読んでみてください。

 

合本版だと少しお得なうえに数枚のイラストの特典がついてたので、電子書籍でいいという人はぜひ!

屁言葉

その発音が限りなく屁の音に近い言葉、屁言葉

 

今宵は、世界中に転がっている屁言葉たちを、集めました。

 

(随時更新)(最終更新2024/2/1)

 

 

 

ブリュンヒルデ 【ブリュンヒル】(ゲルマン語圏の英雄譚に登場する女性。)

………かなり屁。「ひり出す」という発音に近い後半部は、屁感を強めている。

 

ブリューゲル 【ブリューゲル】(16世紀オランダの画家。)

………完膚なきまでに屁。まごうことなき屁。

 

ブリュッセル 【ブリュッセル】(ベルギーの首都。)

………約 屁。後半部はスカしている。

 

ブーゲンビリア 【ブーゲン ビリ】(オシロイバナ科の植物。)

………二段階ある。二発目は強め。

 

・ダブルブル 【ブルブル】(ダーツボードのど真ん中。)

………尻が振動するタイプ。

 

・侮蔑 【ブベツ】(人をあなどること。)

………強めの一発。水分が多め。

 

・物販 【ブッパン】(物品販売の略。)

………こちらも強めの一発。よく響くタイプで、尻が痛そう。

 

ブービー 【ブービー】(最下位のこと。)

………古典的な屁の音。そのまま。

 

ブリトー 【ブリトー】(トルティーヤに具材を巻き込んだメキシコ料理。)

………前半はいいが後半は微妙。タ行は尻には出せない。

 

・文武両道 【ブンブリョウドウ】(学問と運動、どちらにも長けていること。)

………結構長い。リズムがいい。現実にはない。

 

ブダペスト 【ブダペスト】(ハンガリーの首都。)

………水分多め。しかし後半はスカしている。

 

・コールドブリュー 【コールドブリュー】(水で抽出したコーヒー。)

………冷風。

 

 

 

【映画】最近見た映画(2023年12月~2024年1月)

どうも、尻澤です。

 

先月から今月にかけて映画館で見た映画が、どれもよかったのでまとめて感想上げたいと思います。

(ネタバレ無し)

 

・鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

引用:映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式Xアカウントより

Xではだいぶ話題になっていて、僕も気になっていたので見に行きました。

 

龍賀という一族が支配していた哭倉村に、上司の命令で向かった主人公・水木。彼はそこで出会った謎の男とともに一族の中で起こる殺人事件に巻き込まれていきます。

 

全体を通して不穏な雰囲気・怪しげな空気感がありつつも、ホラー映画を見たときのような眠れなくなる恐怖感はないし、一族の謎がだんだんと明らかになるミステリー要素も少しあってめちゃくちゃ面白い。因習村が大好きな僕は大好物でした。入っちゃいけない島とか、”何か”を見てしまったトラウマで話せなくなった人とか、謎だらけの雰囲気がさいこう。

そして一族の中に漂ういや~な雰囲気を描くのもうまくて、自分がその場にいるんかってくらい居心地が悪い。それにしても、怪しい一族には必ずと言っていいほど気の強いおばさんと、虐げられてるかわいそうな女の子がいる気がします。義務かな。

 

しかし、謎が明らかになっていくにつれて次々と判明する、ゲボっちゃうほどの胸糞な事実。そして悲しすぎる結末。誰も幸せじゃない。Twitterのリプでの喧嘩ぐらい誰も幸せになってない。

そんな鬱要素がありながらも、もう一回見たいと思えるようなストーリーの面白さでした。演出も良くて、戦うシーンとか殺人現場のシーンとか、緊迫感や恐怖がマシマシです。絶対見て!!!!

 

SPY×FAMILY CODE:White

引用:SPY×FAMILY 公式Xアカウントより

最高の「日常系アニメの劇場版」っていう感じでした。

今回の舞台、フリジス地方の北国の雰囲気やハプニングの連続、バトルシーンも満載でワクワクします。アニメ版では豪華客船編が最近放送されていましたが、同じ雰囲気で楽しめました。最後の方ではアーニャの健気さにちょっとウルっとする場面もあります。

でもやっぱり僕が好きなのは、アーニャがくだらない発想で機転を利かせて、危機を乗り越えてるところです。ずっとこのテンションで続いてほしい。僕が後期高齢者になるまででいいから。

 

それにしても、スパイファミリーって作中でかなり人が死ぬし、血が流れる表現も多いですが、なんでこんなに親しみやすい感じなんでしょうか。死ぬのがモブや敵だけだからでしょうか。

 

まあそんな難しいことは考えず、楽しい雰囲気と家族のあったかさを味わえるのがスパイファミリーのいいところですよね。そんな魅力がちゃんと詰まった、楽しいエンタメ作品でした。

 

この人たち、なんか偽装家族とかなんとか言ってるけど、どう考えてもすでに愛そこにあるだろ。お互いのこと、愛しているだろ。

 

トーク・トゥー・ミー

引用:映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』公式Xアカウントより

こちらは若者の間で流行する遊びが怪奇現象を招く、というタイプのホラー作品。

この作品における遊びは、上のポスターにもある手の形をした呪物に触れて、”Talk to me”と言うと霊が憑依するというもの。霊は結構ちゃんとグロくて、憑依した様子もこの世のものじゃない感がすごい。俳優さんの演技が光ってました。

 

しかしこの主人公がか~なり自分勝手で、ムカつきました。ボケナス。事情があり、彼女も必死になっているのですが、それにしてもやっちゃあかんことやってる。

これは阿寒湖(あかんこ)

そして実際に、自業自得だな~という展開になっていくんですが、それにしても悲しい結末です。死者にとらわれすぎた人の末路っていう感じ。

こっくりさんとかもそうですが、やっぱりこういう遊びで霊や死者の世界と触れ合おうとするのはいいことないですね。やめとけ。

 

僕にとってはちょっと解釈するのが難しい所もあって、完全には理解できてない気もしてます。ただ、とりあえずやめとけ系ホラーとして映像もストーリーも怖くて、暗くて完成度が高かったと思うので、ぜひ見てみてください。

トーク・トゥー・ミー。

 

・コンクリートユートピア

引用:映画『コンクリートユートピア』公式Xアカウントより

僕はジョイマンの「2、3本 イビョンホン」というギャグでしかイビョンホンの存在を認知していなかったのですが、新作の韓国映画にそのイビョンホンが出ているということで見てきました。

 

ソウルで見たことも聞いたこともないワケのわからん大災害が起き、建物は倒壊し、生き残った人々が住む場所を失い困窮しているところから物語が始まります。その大災害はほんとに何なのかよくわからないんですが、それはワケが分からないまま終わります。

そのワケはどうだっていいんです。災害後の人たちの暮らしが主題なんだから。

それは分かってるんですが、ワケが分からな過ぎて笑っちゃいます。「それにしてもこれは何なの」っていう笑いが、一旦あります。

 

そんな中、一つだけポツンと生き残ったマンションがあり、その住民たちはソウルの厳しい寒さや、マンションに入り込もうとする住民以外の人々から自分たちの身を守るために、団結します。そこでリーダーに選ばれたのが、2,3本 イビョンホン。

キムヨンタクという名の彼は、最初はなんか頼りないおっさんですが、だんだんと狂気を帯びてきて、彼率いるマンション全体が宗教みたいになってきます。イビョンホン、やばいやつ感を出すのがめちゃくちゃうまい。

 

しかし、マンションの中にもいろいろな人がいます。生きるための資源が限られている状況で、何を優先させて何を守るべきなのか。様々な考えを持った登場人物たちの必死な思いがぶつかって、予想外の展開が続きます。自分だったらどうするか考えちゃう。

 

あと、家の大事さも痛感しました。普段当たり前のように過ごしている家ですが、失ったとたんに生活ができなくなってしまうということをリアルに感じられました。家がないだけで、プライベートな空間が失われるだけでなく、どこで寝たり、ご飯食べたりすればいいかわからなくなっちゃう。どこで「生活」を送ればいいかわからなくなっちゃう。それが生きていくうえでどれだけ苦痛なことか、想像もつきません。

 

そんなことを考えてしまうくらい、災害時の環境・社会・人々の感情や思考を本当にリアルに描き出している作品です。かなりおススメです。

 

 

 

 

【アニメ】16bit センセーション 8話をたくさん褒める記事

どうも、尻澤です。

 

2023秋クールで放送したアニメ、「16bit センセーション ANOTHER LAYER」ご覧になりましたでしょうか。

超話題作、というわけではないですが、名作の予感がしてます。アタシ。

といっても原作の同人漫画はそもそも知らなかったニワカなんですが。

 

引用:

「16bitセンセーション」古賀葵が開口一番「よくしゃべる!」阿部敦らはアフレコ話披露(イベントレポート) - コミックナタリー

 

ストーリーとしては、美少女ゲーム大好きな主人公の秋里コノハが、突然美少女ゲーム黎明期の1992年にタイムリープしてしまう、という話です。タイムリープしたコノハはアルコールソフトという当時のゲーム会社でアルバイトとして働いてゲームを作ることで、美少女ゲームへの愛を形にしていきます。

僕は当時まだ生まれてないのでわかりませんが、90年代を経験しているオタクにはブチ刺さりそうな内容です。

 

放送は12話で終了しまして、全体を通して創作に対する熱い情熱を感じられて僕はかなり好きなタイプの話でした。

その中でも今回は…………8話を…褒めたいッ…。褒めてあげたいッ……。いまさらッ…。

(以下、若干8話とそれまでのネタバレになるのでこれから見たい人は注意。)

 

 

 

8話では、コノハがタイムリープを繰り返すこれまでの流れと打って変わって、アルコールソフトのプログラマーである守くんがタイムリープをします。

しかし、守くんが行った先は1985年のエコーソフトという少し不思議なゲーム会社。

1985年なのに近未来感のある施設と、未来人の雰囲気漂う”エコー”という2人の人物。畳張りの和室もあれば、絵画が黒い空間に浮かんだ(Ibを彷彿とさせる)変な部屋もある不思議な建物。しかもそれを守くんがすんなり受け入れている。最初に見たとき、とんでもない違和感で少し怖いくらいでした。1話分飛ばして見ちゃったんじゃないかと思った。

 

見進めると、エコー1号はAIのような、完璧な計算が可能で大量の仕事をこなせるが、想像力や感受性、思いやりといった人間らしさが欠如した存在であることが分かります。想像力が足りない彼らには良いゲームが作れず、苦悩していました。

彼らに「想像力」とは何かを教えるのに苦戦する守くんでしたが、確かにうまく説明するのが難しい。

想像力の欠如はエコー2号にもいえていて、「かわいさ」という人間にしか測れないものを守くんに点数付けしてもらって、それを理解しようとしているのではないでしょうか。

エコー2号がいなくなった時も、エコー1号は心配した様子がなく、「エコーは大丈夫、でも帰ってこないと不便だ」と言っています。よく考えれば、心配するというのも「相手が今何をしているのか、危険にあってないか」ということを想像する行為ですね。

 

しかし、守くんがエコー2号を心配して探しに行ったことでエコー達に変化が起こります。守くんの心配するという行為を目の当たりにしたエコー1号は、ふと「守さんは、どんなゲームを面白いと思うのでしょう」と言いました。それ!!!!それだよ!!!!想像してるよ今!!!キミ!!!!!!!!!

また、2号も守くんが心配して来てくれたことに対して、「嬉しさ」を覚えたような顔をします。さらに彼女は嬉しそうな顔で、過去に守くんが90点を付けてくれた時の服を着ました。そのうえ守くんが0点を付けると目に光がなくなる、つまり「悲しさ」を感じたであろう表現があります。完全に人間の感覚、感情を覚えてる。

 

このような形でエコー達は人間の想像力とは何かに気づいたのです。その後ビルの屋上でアキバの街を眺めながらエコーと守くんは対話します。エコーはアキバに対して「この街にエネルギーが集まっている、今にここはどんなことも起こりえる、そんな場所になる」と言いました。まさにアキバは様々な創作物が集まるオタクの聖地。創作物は、いろんな人が想像力を働かせて、見る人は何を面白いと思うのだろうと想像して、全身全霊で作ったという想像のエネルギーがたくさん詰まったものです。

「現実にはないものを想起し、形作る力」とエコーは定義し、それがどんな人間にも備わっている、さらにはそれが人間の本質であるとも言います。そして「人間は想像力によって別の次元、時間、事象にアクセスして大きなエネルギーを得ることができる」「想像力が時間も空間も変化させる」というセリフも出てきます。確かに人間は過去を想像することで歴史を明らかにしたり、未来を想像することで新たな技術やモノ、流行を作り出すことができます。人間は想像力によっていろんなものを作り出し、現実を作っていくのだということを考えさせられました。

 

 

だいぶダラダラ書いてしまいましたが、人間の想像力をたたえ、創作物には想像のエネルギーが詰まっているというメッセージを僕は感じました。世の中にはいろいろな創作物があって、その一つ一つに作った人々の個性あふれた想像が活かされています。人間の想像の世界は誰一人として同じものを持つ人はいません。

 

僕はそんな人間の魅力にあふれた創作物たちが大好きなのでとてもこの話は刺さりました。とってもよいアニメ!!

【お旅行】お秩父本編

プリッ…………

 

 

ハッ

 

すみません、尻を出していたら更新が遅れてしまいました………

 

ということで、今回は前回に引き続き秩父旅行の体験の中から面白かったものをピックアップして書き留めておこうと思います。

 

 

西武秩父駅で運命の出会いを果たした後、秩父鉄道に乗って浦山口駅に向かいました。

浦山口駅で降りた目的は、橋立鍾乳洞という鍾乳洞。

 

誘い

駅を出るとすぐにこのような看板があります。

なんだか雰囲気があっていいですね。異世界につながってそう。

 

異世界

とか言ってたら本当に異世界の入り口みたいな場所がありました。

絶対ここに入っていった子供たちが相次いで行方不明になる怪事件発生してる。

 

こんな調子で、果てしなく続く山道を登っていくと橋立鍾乳洞がありました。

中は撮影禁止ということで写真は残念ながら無いのですが、中は狭い洞窟のような感じでとにかく涼しくて気持ちいい!

狭さゆえの圧迫感があって不安になりますが、たまに現れる地上とつながってる穴は神秘的でいい感じでした。

 

秩父の定番ではないですが、人の手が加えられていない自然に触れることができる穴場スポットだと思います。

 

 

 

そして次に紹介するのは秩父といえば、のライン下り。

「確かに定番だけど、ぶっちゃけ船で川下るだけでしょ」と舐めているそこのあなた。

ごめんなさいを言うなら今です。今ならまだ許します。

 

 

といいつつ、正直僕もなめていた節があったのですが、結論から言うとめちゃくちゃよかったです。

漢の背中

川の流れと川岸の緑、真っ青な空に囲まれて自然を全肌で感じることができます。

この日は太陽が照っていて暑かったのですが、ライン下りの最中はそよ風が吹いてとても気持ちいいです。

たまに急な流れのある箇所を通ると、少し水しぶきが飛んできてより涼しさを感じられました。

そして驚くべきはこの写真にも写っている船頭の方の技術。このなげえ棒で川底を押して船をコントロールし、船がギリ通れるくらいの細い水路もすいすい進んでいました。かっこよ。

 

 

 

そしてお次に紹介したいのが、ちちぶ銘仙館です。(写真は秩父銘仙館のHPからお借りしました。)

ちちぶ銘仙

こちらは秩父織物に関する資料を保存・展示している施設で、秩父の伝統的な織物に関する資料を見たり、体験をすることができます。

体験は型染めや藍染めなど何種類か選べるのですが、今回僕は”機織り体験”をしてきました。

 

どこがどうなってんねん

写真のアングルがカスで申し訳ないのですが、機織り機に座っている視点です。

僕は機織り機というものを見たことも触ったこともなく、なんかやけにガッチャンコしてるというイメージしかなかったのですが、意外と構造はシンプルでした。(と言っても言葉で説明するのは難しいので、気になった方はちちぶ銘仙館に行って機織り体験をしてみてください。)

 

使い方も職員のお兄さんが優しく教えてくれます。

ざっくりいうと、写真で手に持っている糸の束を真ん中の白い糸と交差させながら、足元のペダルをガッチャンコするという作業。

…と、言われてもわからないと思うんですが、大きな機械を自分の身体で操る感じがロボを操縦してるみたいでとても楽しかったです。つい無言になっちゃうほど熱中してました。

 

そんなこんなでガチャンガチャン繰り返していたらできたものがこちら。

ノラネコぐんだん

あら素敵。

自分で何本か好きな色の糸を選んで作れるので、画像のようにいろんな色が折り重なっていい味を出してます。

ウチでは玄関先でノラネコぐんだんの下敷きになっていますが、これはこれでカワイイです。ぐんだん的にも足の裏が冷えなくていいんじゃないでしょうか。

 

 

 

それでは最後に、秩父で食べたうまいもんたちを紹介して終わろうと思います。

まずはこちら。

お抹茶

秩父では有名な阿佐美冷蔵(金崎本店)のかき氷。僕は抹茶氷に白玉トッピングを注文しました。

最初にビビったのは写真手前、スプーンの先端のあたりに写っている赤いしわしわの玉。え……?梅干し……?まさかね……?

 

店員さん「お口直しに梅干しを食べてください~」

 

ドヒャー

初めての経験だったのでびっくりしましたがこの梅干し、かなり塩味と酸味が強くて甘いかき氷の合間に食べると口がさっぱりしてとてもよかったです。

 

かき氷はふわふわで口に入れるとすぐになくなっちゃう。抹茶のシロップもあんこも甘めで甘党の僕、歓喜

そして極めつけはトッピングの白玉。この白玉マジでふわっふわのモッチモチでめちゃくちゃおいしかったです。ほんとにやわやわでなんか…尊い。赤ちゃんみたいな、小動物みたいな、大事にしなきゃいけない尊さがあります。

僕が食べたのは抹茶なので白玉との相性抜群でしたが、他の味を食べたときでも白玉絶対つけるべき。おすすめ。

 

こちらのお店は超人気店で、ながーい行列があるのですが、席が多いので1時間弱で入れました。並んでいる間、ムーミンににらまれていたのですが、怖いのでシカトします。

 

 

そしてお次のグルメがこちら。

ダブル丼、みたいな名前だった気がする

ちんばた(秩父駅前店)でいただいたこちらの丼。

秩父では、丼の上半分に乗っている「わらじかつ」の丼と、丼の下半分に乗っている「味噌豚」の丼がそれぞれ有名らしく、こちらのお店ではそれらをダブルで食べられちゃう丼がありました。

 

わらじかつは見てのとおりビッグサイズで、お肉は薄いながらもジューシーなのでめちゃくちゃ食べ応えありました。ソースの味もおいしい。

味噌豚は見てわかるおいしさ。味噌が焦げた香ばしい味と豚バラのプリプリした脂で、ご飯何杯でもいけちゃう。

どちらも一つの丼で頂けちゃうダブル丼、おそるべし。

 

 

 

 

てなわけで、秩父をだいぶ満喫して帰りました。自然も文化も食べ物も魅力たっぷりなので、ぜひ皆さんも行ってみてください。