プリッ…………
ハッ
すみません、尻を出していたら更新が遅れてしまいました………
ということで、今回は前回に引き続き秩父旅行の体験の中から面白かったものをピックアップして書き留めておこうと思います。
西武秩父駅で運命の出会いを果たした後、秩父鉄道に乗って浦山口駅に向かいました。
浦山口駅で降りた目的は、橋立鍾乳洞という鍾乳洞。
駅を出るとすぐにこのような看板があります。
なんだか雰囲気があっていいですね。異世界につながってそう。
とか言ってたら本当に異世界の入り口みたいな場所がありました。
絶対ここに入っていった子供たちが相次いで行方不明になる怪事件発生してる。
こんな調子で、果てしなく続く山道を登っていくと橋立鍾乳洞がありました。
中は撮影禁止ということで写真は残念ながら無いのですが、中は狭い洞窟のような感じでとにかく涼しくて気持ちいい!
狭さゆえの圧迫感があって不安になりますが、たまに現れる地上とつながってる穴は神秘的でいい感じでした。
秩父の定番ではないですが、人の手が加えられていない自然に触れることができる穴場スポットだと思います。
そして次に紹介するのは秩父といえば、のライン下り。
「確かに定番だけど、ぶっちゃけ船で川下るだけでしょ」と舐めているそこのあなた。
ごめんなさいを言うなら今です。今ならまだ許します。
といいつつ、正直僕もなめていた節があったのですが、結論から言うとめちゃくちゃよかったです。
川の流れと川岸の緑、真っ青な空に囲まれて自然を全肌で感じることができます。
この日は太陽が照っていて暑かったのですが、ライン下りの最中はそよ風が吹いてとても気持ちいいです。
たまに急な流れのある箇所を通ると、少し水しぶきが飛んできてより涼しさを感じられました。
そして驚くべきはこの写真にも写っている船頭の方の技術。このなげえ棒で川底を押して船をコントロールし、船がギリ通れるくらいの細い水路もすいすい進んでいました。かっこよ。
そしてお次に紹介したいのが、ちちぶ銘仙館です。(写真は秩父銘仙館のHPからお借りしました。)
こちらは秩父織物に関する資料を保存・展示している施設で、秩父の伝統的な織物に関する資料を見たり、体験をすることができます。
体験は型染めや藍染めなど何種類か選べるのですが、今回僕は”機織り体験”をしてきました。
写真のアングルがカスで申し訳ないのですが、機織り機に座っている視点です。
僕は機織り機というものを見たことも触ったこともなく、なんかやけにガッチャンコしてるというイメージしかなかったのですが、意外と構造はシンプルでした。(と言っても言葉で説明するのは難しいので、気になった方はちちぶ銘仙館に行って機織り体験をしてみてください。)
使い方も職員のお兄さんが優しく教えてくれます。
ざっくりいうと、写真で手に持っている糸の束を真ん中の白い糸と交差させながら、足元のペダルをガッチャンコするという作業。
…と、言われてもわからないと思うんですが、大きな機械を自分の身体で操る感じがロボを操縦してるみたいでとても楽しかったです。つい無言になっちゃうほど熱中してました。
そんなこんなでガチャンガチャン繰り返していたらできたものがこちら。
あら素敵。
自分で何本か好きな色の糸を選んで作れるので、画像のようにいろんな色が折り重なっていい味を出してます。
ウチでは玄関先でノラネコぐんだんの下敷きになっていますが、これはこれでカワイイです。ぐんだん的にも足の裏が冷えなくていいんじゃないでしょうか。
それでは最後に、秩父で食べたうまいもんたちを紹介して終わろうと思います。
まずはこちら。
秩父では有名な阿佐美冷蔵(金崎本店)のかき氷。僕は抹茶氷に白玉トッピングを注文しました。
最初にビビったのは写真手前、スプーンの先端のあたりに写っている赤いしわしわの玉。え……?梅干し……?まさかね……?
店員さん「お口直しに梅干しを食べてください~」
ドヒャー
初めての経験だったのでびっくりしましたがこの梅干し、かなり塩味と酸味が強くて甘いかき氷の合間に食べると口がさっぱりしてとてもよかったです。
かき氷はふわふわで口に入れるとすぐになくなっちゃう。抹茶のシロップもあんこも甘めで甘党の僕、歓喜。
そして極めつけはトッピングの白玉。この白玉マジでふわっふわのモッチモチでめちゃくちゃおいしかったです。ほんとにやわやわでなんか…尊い。赤ちゃんみたいな、小動物みたいな、大事にしなきゃいけない尊さがあります。
僕が食べたのは抹茶なので白玉との相性抜群でしたが、他の味を食べたときでも白玉絶対つけるべき。おすすめ。
こちらのお店は超人気店で、ながーい行列があるのですが、席が多いので1時間弱で入れました。並んでいる間、ムーミンににらまれていたのですが、怖いのでシカトします。
そしてお次のグルメがこちら。
ちんばた(秩父駅前店)でいただいたこちらの丼。
秩父では、丼の上半分に乗っている「わらじかつ」の丼と、丼の下半分に乗っている「味噌豚」の丼がそれぞれ有名らしく、こちらのお店ではそれらをダブルで食べられちゃう丼がありました。
わらじかつは見てのとおりビッグサイズで、お肉は薄いながらもジューシーなのでめちゃくちゃ食べ応えありました。ソースの味もおいしい。
味噌豚は見てわかるおいしさ。味噌が焦げた香ばしい味と豚バラのプリプリした脂で、ご飯何杯でもいけちゃう。
どちらも一つの丼で頂けちゃうダブル丼、おそるべし。
てなわけで、秩父をだいぶ満喫して帰りました。自然も文化も食べ物も魅力たっぷりなので、ぜひ皆さんも行ってみてください。