こんにちは。尻澤です。
突然すみません~
あなた今、幸せですか~?(ニッコリ)
神を、信じますか~?(ニッコリ)
あ、そうなんですね~(ニッコリ)
私たちは、そういった方々にとある神様の教えを広めているんですが~(ニッコリ)
まずは最初に手に取っていただきたいものがございまして~(ニッコリ)
…
デン
…ということで、こちらのゲーム「さんぽ神」で遊んできました。
このゲームは、この単語帳サイズの紙の束の中に「どこで」カードと「何をする」カードがあり、それぞれ1枚ずつ引いてその指示に従って散歩するといったものです。
非常にシンプルなのですが、指示の組み合わせはとても多くて奥深い、神の遊びということです。
こちらのゲーム、かなり人気のようで一部の販売サイトでは品薄だったので、皆さんも見かけたらぜひ買ってみてください。貴重ですよ。
ちなみに僕はすごろくやさんで購入しました。
さて、さんぽ神が僕の耳元で「フフ…早く歩こうよ…」とささやくので、前置きはそんなところにしておいて、早速散歩しに行きましょう。
今回のさんぽ神フィールドはこちら!!
登戸です!
登戸のことを何も知らず、同行してくれた友達の家が近いという理由だけで来たのですが、早速やっていきましょう。
登戸、一体何があるんだ…
最初に引いたカードは「西に向かって歩いて」「壊れているものを見つけよう」です。いきなりちょっと難しいかもと思いつつ、登戸駅から西に向かって歩いてみました。
ドラミちゃんからまっすぐ西に向かって歩くとちょっと”裏”感のある道があり、お店が立ち並ぶ表の通りに比べて「なんか物が壊れてそう…」という雰囲気だったのでそちらを進みます。
少し歩くとすぐに見つかりました。
コーンちゃん…………
そこには無残に壊れ、役目を終えたコーンがありました。しかも、黄色のコーンと赤のコーン、どちらも壊れているようなのでこれはダブルですね。(?)
いきなりミッション達成することができて、調子がよさそうです。
それにしても、なんでこの壊れたコーンはここにあるんでしょうか。周りに他のコーンはなく、コーンが必要そうな場所でもなかったのですが、この個体だけがポツンと残されていました。
ここが昔工事現場だったけど、壊れたからここに置き去りにされたのか…壊れて必要なくなったものを誰かが運んできたのか…
どちらにしろ、なんか悲しいですね。壊れたものって哀愁があります。僕もいつかこうなるのか…………
ちょっと気分を落とされたところで次のカードを引いて切り替えましょう。
「東に向かって歩いて」「ダイイングメッセージを探して解読しよう」が出ました。
じゃ早速探していきまsh…
んいやいや。
ねえよそんなの。
しかもさっき西に歩いたのにしれっと戻されたし。
さっきから難題を引き当てすぎな気もしますが、難しい方が散歩しがいがあるということで、血眼になって探します。
ダイイングメッセージといえば血文字…ということで赤い文字の落書きを探すことにしました。(ちなみに東に向かって歩くのを少し諦めて、登戸の1つ隣の向ヶ丘遊園駅の方に向かいました)
犬に尻を噛まれる男性を横目に見つつ進むと…
あった!!!!!!
事件だ!!!!!!!!!
早速解読していきましょう。
なんとなくですが「tMdM」と書いてあるように見えますね…
犯人の名前のイニシャルでしょうか…
tMd…玉田…?
玉田 Mさんが犯人…?
(ここでこの文章は途切れている…)
…というわけで、その時友人と話してどういう結論に至ったのか忘れました。すみません。
何かいい案を思いついた気がするんですけど、忘れました。本当にすみません。
(追記 友人が「玉田 Murderだよ」と教えてくれました。やっぱり犯人は玉田でした。)
…気を取り直して、次のカードを引きます。
「緑の多い場所で」「しょうもない写真を撮ろう」が出ました。
しょうもない写真は現地で考えることにして、早速緑の多い場所に向かいましょう。
向ヶ丘遊園駅から少し歩いたところに生田緑地という大きな緑地があったので向かいました。
地図に書いてあった「急な段階」にビビりつつ、奥へ入っていくと…
使われなくなった電車があって中に入れるようになっていたり、
岡本太郎美術館があったりと、かなり楽しい場所でした。
個人的に岡本太郎好きなのでかなり入ってみたかったですが、休館だったので残念です。外に設置してあるオブジェだけで我慢しました。
しかし、外だけでもこういったものがいくつか展示されてあり、岡本太郎のあふれ出るエネルギーみたいなものを充分感じられました。
写真左は「母の塔」という作品らしいのですが、岡本太郎作品によく出てくるこの小さい人間たち、カワイくて好き。
そして皆さん、忘れてしまっているかもしれませんが、僕たちには「しょうもない写真を撮る」というミッションがあります。
てなわけで「母の塔」の前で上の人間たちと同じポーズをとってパシャリ。
本当にしょうもない写真になってしまったので、皆さんには見せません。
その後も何度もカードを引いて、心霊現象を探したり、(こじつけ)
普通にゲームに関係なく見つけた、おいしそうなラーメンを食べたり、
その場の一期一会で普段は見つけられないようなものや、いつもならやらないこと・食べないものに触れることができました。
ちなみにニュータンタンメン、神奈川では有名らしいですがめちゃくちゃおいしかったのでおススメです。辛そうに見えますが、辛さは選べるし卓上の唐辛子で調節できるから大丈夫。
こんな感じで、さんぽ神は散歩にテーマを与えてくれるだけでなく、普段は気にしないような些細な日常の風景にも「面白さ」を見出させてくれるのが良い所だと感じました。
この感覚で歩くと、アナログな散歩の楽しさ、自分で何かを発見することの喜びを思い出すことができます。
今はまださんぽ神に頼りきりの「さんぽ信者」ですが、いつかはさんぽ神なしでも自分で面白いテーマを設定して面白いものを見つけられる、「さんぽ神」そのものになりたいですね。
また違う場所でもやりたいし、その時はこのブログでまたレポしたいと思っております。
(また、散歩途中での景色など、散歩のルートや経過を説明するために必要な写真を撮っていなさ過ぎて、ブログでわかりやすく説明するにはたくさんの写真が必要だなということも学びました。全体的に展開が急になってしまってすみません。)
てことで、帰りに見つけたちょっと名前が面白い中華屋さんを紹介して終わりにしたいと思います。
それでそう読むんだ。